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Cast

鋳物

スピード感と柔軟性を持ち、
精度の高いものづくりを

サイズや個数を問わず、どんなオーダーにも幅広く対応できるのが私たち平和合金の強みです。400年以上受け継がれてきた技術・造型力を駆使し、鋳造はもちろん、繊細な鏡面加工、磨き、塗装など、あらゆる加工においても精度の高さを発揮します。原型製作から施工まで、ワンストップで行えるからこそ、スピード感を持ったフレキシブルな対応が可能なのです。

鋳物

技法01

自硬性鋳造

砂に有機合成樹脂・フラン樹脂・油変性アルキット樹脂などの粘結剤を加え、樹脂の力で硬化させて鋳型を成型します。
砂の流動性が良く、大型鋳物に適しています。硬化が早く時間管理が難しいため高度な技術が必要になる技法です。

Flow
01
主型造形

主型造形はサイズ問わず造型できることができ、自硬性という特性を生かした大型鋳物の鋳造も可能です。
焼き型よりも時間短縮ができること、砂の硬さを変えることによって原型の表面の表情を忠実に再現できることもメリットとしてあります。

02
中子型造型

粘土を用いて適切な厚みの鋳物を製作します。
1つ1つの製品に対し臨機応変に中子を製作することができます。

03
熔解/鋳湯

溶けた金属を鋳型へ流し込みます。
1回の鋳造でブロンズの場合は最大1.5t、アルミの場合は400Kgまで対応可能です。

04
仕上げ

鋳物のバリをとり、表面をきれいにします。
研磨・彫金・象嵌(ぞうがん)といった加工技術により原型と同じ表情に仕上げます。
着色、塗装、メッキ等の最終仕上げに応じた仕上げを行います。

05
着色/塗装

最後の仕上げとして着色、塗装を施します。
着色では、天然発色材料や薬品を使い、金属の特性を活かした着色を施していきます。
塗装では顧客の要望に応じて調色し独自性の高い物も対応可能です。

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技法02

ロストワックス鋳造

砂に有機合成樹脂・フラン樹脂・油変性アルキット樹脂などの粘結剤を加え、樹脂の力で硬化させて鋳型を成型します。
砂の流動性が良く、大型鋳物に適しています。硬化が早く時間管理が難しいため高度な技術が必要になる技法です。

Flow
01
ワックス成形

シリコンゴムで製作した型にワックスを流し込み、製品と同じ形のワックスモデルを成形します。その後鋳造できるようにワックスのランナーに枝のように接着します。

02
鋳型成形

出来上がったワックスツリーにセラミックをコーティングします。コーティング直後に耐火砂を付けます。
何層も重ねることで、強靭な鋳型が製作できます。
その後、高温の釜にいれ、水蒸気によりワックスモデルを溶かし出し、鋳型を成形します。

03
焼成/鋳湯

約1000℃の炉のなかに鋳型を投入し、わずかに残ったワックスを焼き切ります。また、高温の炉に投入することで強度が増し通気性が生まれます。
焼成が終った鋳型に溶かした金属を流し込みます。

04
仕上げ

鋳物のバリをとり、表面をきれいにします。
研磨・彫金・象嵌(ぞうがん)といった加工技術により原型と同じ表情に仕上げます。
着色、塗装、メッキ等の最終仕上げに応じた仕上をします。
電気溶接、ガス溶接を使い分け美しく組付けます。

05
着色/塗装

着色では、天然発色材料や薬品を使い、金属の特性を活かした着色を施していきます。
塗装では顧客の要望に応じて調色し独自性の高い物も対応します。

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ロストワックス鋳造の
制作事例
  • 富山県美術館
  • 長谷川町子記念館 サザエさん像
  • 台北市文山区永建国民小学校
  • 某宗教法人 金物工事

OEM

オリジナル製品、大量生産もお任せください

貴社ブランドの製品の製作もOEMとして承ります。長年培ってきた鋳造技術を活かし、貴社だけのオリジナル製品を1点からでも提供します。もちろん大量生産にも対応可能。製品の提供のみならず、外装箱への梱包も含めた細かなサービスもお任せください。

設計施工

Design

設計

製品寿命と安全性を考慮した設計

鋳造、仕上げ、施工のすべての工程を加味した設計を心がけています。大型鋳物の製作時には、地震や台風などの天災も考慮し、必要となる構造計算等も行います。また、お客様へのヒアリングを基に、最適な成型方法、金属、仕上げなどを選定した提案図面も作成します。

Construction

施工

全国どこでも 設置・据付もお任せください

完成した鋳物の現地据付・設置も行います。全国どのエリアにも伺い、屋内外さまざまな設置場所への取付けに対応します。専門スタッフが立ち会い、必要であれば、現場溶接、現場組立、補修を行います。駅構内や商業施設内など、幅広い施工経験があります。

補修メンテナンス

いつまでも
変わらぬカタチを

経年による色の劣化や汚れ、亀裂や破損などを補修いたします。また、設置場所の移設など、
さまざまなアフターメンテナンスもお任せください。

補修方法

状況に合わせて、現地での補修か取り外しを行い工場での補修かを判断いたします。

現地で補修

取り外しが不可能な場合/
現地での補修が可能な場合

職人(伝統工芸士)が必要な機材や部品を持ってお伺いし、その場で補修いたします。

工場で補修

取り外しが可能な場合/必要な場合

職人が現地までお伺いして取り外すか、小さな製品の場合は直接送っていただき、当社の工場で補修いたします。

色の補修、亀裂の補修はもちろん、
文化財の復元もおまかせください。

平和合金では、補修の提案もさせていただきます。製品の補修から文化財の復元、また、設置場所の移設など、さまざまなアフターメンテナンスを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

〈受付時間〉8:30~18:00
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※定休日:日曜・祝日、土曜不定休

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製品の状況は現場を見て判断させていただきます。
近隣の場合は直接お伺いいたしますが、遠方の場合は、 メールに写真を添付して当社までお送りください。確認後、ご連絡いたします。